高額借り入れなら使いたいシステム
住宅ローンもカードローンとお金を借りて返すという点ではほぼ同じですが、額が額だけに、住宅ローンの方が借りるのも完済するのも難しいのです。
(⇒住宅ローンは審査も厳しい)
ゆえに住宅ローンというのは普通の借り入れの返済とは違う部分が散見されます。直接借り入れのシステムに組み込まれているかどうかは別として、住宅を購入するならではの税金の発生などもあるのが、更に完済を難しくしています。
しかし、中には多額の借り入れの返済を楽にしてくれるような部分もあります。今回は借り入れ完済を早くするボーナス払いについて勉強しておきましょう。
ボーナス払いも加えて住宅ローンを楽に完済
住宅ローンや車といった高額商品の借り入れにおいては、ボーナス払いというシステムがあります。これは年二回に貰えるであろう賞与手当をアテにした返済方法で、安定してボーナスが支給されているようなら、是非設定しておきたい方法です。
ボーナス払いはボーナスが支給される月のみ通常よりも返済額を多めに設定sることで、完済までを早くする事が可能です。どれくらい支払うかは相談すると思いますが、ボーナスの中から無理のない範囲でも返しておく事は、金利の発生を抑えるという点でも有用性が高いと言えるでしょう。
ただ、不況の昨今という現状においては、ボーナスの支給を見送った企業も多く、特に中小企業以下ともなると無いのが普通と言える場所も多いでしょう。その場合は無理にボーナス払いを設定する事はありません。
逆に、ボーナスの支給が無くとも該当月にボーナス払いとして多めに払うように設定する事はできます。ただ、当然ボーナスが無い中で多めに払うというのは事前に蓄えておくなどの判断が必要です。ボーナスが無いなら設定しないのが無難ですが、他の資産運用などで臨時収入が見込めるなどがありましたら、一考の余地はあるでしょう。
ボーナス払い設定は慎重に
ある程度経済に気を配っている方ならお分かりでしょうが、大企業が賞与支給を見送ったりなどの事態に陥っているのは珍しくありません。かつてのバブル期ならばともかく、公務員でも無い限りはボーナス支給が安定して行われる保証はありませんので、無理な設定をするくらいならあえてボーナスがあっても見送るのも手です。
普段の返済に余裕があって、貯めた分で補える程度の金額でしたら、もちろん設定しても構いません。ご自身の経済的な余裕から判断しましょう。