住宅ローンを使う注意点

住宅ローンは高額な住宅という買い物を助ける専用ローンであり、一戸建て購入を目指す方やマンションを購入して資産運用を計画する人まで、多岐に渡って使える便利な借り入れ方法です。

しかし、借り入れである以上はお金をきっちり返していかないといけませんし、返せない事によるデメリットがあるのも事実です。むしろカードローンに比べて住宅ローンというのは、借りる金額が大きい以上は返済できない時のリスクはより大きくなると思っておいた方がいいでしょう。
(⇒カードローンは住宅ローンと何が違う?

今回は住宅ローンが払えなかった時のリスクをお教えしますので、気軽に住宅購入を検討している方は、リスクも知った上での再検討をオススメいたします。

住宅ローンが払えなかった場合

住宅ローンの基本として、借りる際の担保を購入しようとしている住宅自体にするという事があります。これが住宅ローンの便利でもあり危険な面でもあるのです。

担保というのは、そもそもどんなものなのか?それは『貸付側が借り入れの回収が出来ない場合、損害の補填として得る事が出来る経済的価値がある物』です。それが購入しようとしている住宅である場合、払えないと住宅自体が銀行に取られるという事になるのです。

その住宅が仮に別荘などであればダメージは幾分かマシに感じるかもしれませんが、今住んでいる家の場合、住んでいる場所自体も失う事になります。これは非常に困ることであり、次の住む場所の確保など様々な問題に直面することになります。お金を払えない事自体がすでに危険ですが、住む場所が無くなるのはより現実的な問題として苦しいでしょう。

住宅ローンは通常のローンよりもさらに厳しく管理しよう

普通のお金の借り入れにおいても期日通りに返済できないという事はリスクが大きいですが、金額が大きい分住宅ローンではよりリスクも大きくなります。

どうしても返済が厳しいようなら民事再生など最悪自宅を手放す事だけは避ける方法もありますので、住宅ローンの返済には随時気を払っておきましょう。
(⇒民事再生で自宅を守りながら住宅ローンを払っていこう