買い物ローンにも住宅ローン同等のリスクがある
住宅ローンは非常に大きな借り入れとなるのは誰の目にも明らかであり、それゆえにリスクの大きさ…住む場所を失いかねないという事もよく分かります。だからこそ、住宅ローンの返済は慎重になる人が多いのです。
(⇒住宅ローンを払えない場合のリスク)
その半面数十万程度の買い物ローンというのは、金額の少なさと金利の低さもあって、住宅ローンよりかはかなり気軽に組める融資プランとなります。中には無利息で借りて返せるローンも存在していますので、それも利用すれば通常購入よりもさらに手軽に欲しい物が手に入ります。
ただ、住宅ローンとちょっとした買い物ローンというのは、金額こそ違えど似ている借入方法ですので、デメリットも同じです。今回はその最も大きなデメリットについて知っておきましょう。
買い物ローンでも払えないと住宅ローンと同じくデメリットがある
住宅ローンだと返済できなければその購入した住宅が没収されますが、他の買い物ローンの場合はその購入したものが住宅と置き換わります。ローンで購入したのが車なら車が、パソコンならパソコンが、払えない場合には没収される事となります。
没収されるものによって取られた時の困り具合は変わりますが、ローンを組んで購入するという事は少なくとも安いとは言えない金額の品物なのですから、安易に払えないからといって開き直っては、困るのは自分なのがわかるでしょう。
そして担保となるものが没収されるのだけがデメリットというわけではありません。返済を滞納すればその情報が信用機関に残されますので、他の借り入れも実質的に利用が絶望的となります。ローンの返済が滞るという事は、想像以上に多くのリスクをはらんでいるのです。
期日を守って返済していればOK
こうしてデメリットばかり挙げているとローンを使うことに戸惑いを覚えるかもしれませんが、基本的にこうした借り入れは返済期日に遅れなければ、文句を言われる事も問題発生もありません。
(⇒返済期日を守ることの重要性)
幸いにして買い物でのローンは月々の返済額を返済期間に合わせて複数のプランがありますので、無理の無いものを選んでおきましょう。