ローンの活用法について考える
欲しい物をローンで購入するという事は便利ですが、同時に金利負担という一括購入では払わなくて良いものを払っている事実があります。そう考えるとローンの金利に関して少し釈然としない人もおられるのではないでしょうか?
ローンのメリットを知った上で考えると金利負担は妥当とも言える値ですが、本来払わなくても良い…と考えてしまうと、勿体無いと考えてしまうのは仕方がないですし、同時に正しい考え方の一つとしても捉えられます。
結局ローンで購入する事は正しいのか?答えは人それぞれですので、それならローンの有効活用法…メリットを考えてみて、その上で使うかどうかを考えても遅くはないでしょう。
ローンを上手く使うコツとは?
ローンを使えば最初の負担が少ないから…ただ単にそれだけの理由で使うとしたら、それは危険です。買い物ローンについて勘違いすると多重債務になる可能性もあり、甘く考えていると返せない時のリスクに驚く事になります。
(⇒ローン返済、返せない時のリスクについて考える)
そこでローンで購入する事のメリット…それも一括購入も可能な状態を想定してみましょう。そこまで考えると、一括購入には無いメリット…ローン購入本来の強みが見えていきます。
そう、ローンでの購入は『必要な金額を一度に払わなくても良い』というところにあります。一括購入できるのに何故買わないの?と思うかもしれませんが、一括購入すると必要な代金が全てその場で消えるという事です。
例えば貯金総額が購入金額ピッタリの場合、その場で購入してしまえば貯金が全くない状態…つまりは備えがない状態となります。これでは急な出費が発生した場合に対応できませんし、さらにその口座が引き落とし口座も兼ねている場合、他の光熱費などの引き落としが出来ない事も考えられます。つまり、ローンでの購入は無防備にならない状態を維持しながら払えるというところにあるのです。
メリットもデメリットも理解した上で判断すれば問題無し
もちろんそれで金利が発生しているという事実に変わりはないのですが、金利を『余裕を持った状態で払っていく為の経費』と考えた時、あなたにとってローンが必要か不安かが分かるでしょう。
金額によって使い分けても良いので、今一度ローンの強みというのを理解しておいて下さい。