申し込みによって異なる事

お金を借りるには、審査を受ける事が必須です。そして審査を受ける為には申し込みが必要なため、ただ単に「借りたい」と言うだけでお金は借りられないのです。

借り入れを使う主な場面の一つといえば、マイホーム購入の為の住宅ローンですね。住宅という大きな買い物を一括購入するのは非常に難しく、多くの方にとってはマイホーム購入=住宅ローンなのです。

そしてもう一つ主な借り入れとしては、カードローンを契約しての現金借り入れです。額こそ住宅ローンに劣るものの、一度枠を作っておけばいつでも使える借入枠ですので、ご家庭のちょっとした入用にも何かと使い道の多い便利な一枚となります。

用途こそ違えど同じ借り入れですが、申込に関してこの二つは、タイミングが若干異なります。どちらを使うにしても、申し込んで使うまでのタイミングを理解しておきましょう。

住宅ローンに申し込む場合

住宅ローンというのは、まずは購入する住宅を決めてからの契約となります。カードローンと違って任意で引き出せるわけでは無く、購入を決める→ローン審査を受けるという形になるでしょう。

従ってここで審査落ちしてしまえば、住宅購入が出来ないという事でもあります。住宅ローン通過までは今住んでいる場所の引き払いなどを先走らず、一つ一つのステップを踏んでからローンを組むまで進めていきましょう。

カードローンに申し込む場合

カードローンの最大の特徴と言えば、一度審査に通過しておけばいつでも借り入れが可能という事です。それはつまり『必要になってからでないと申し込めない』というわけではなく、お金が必要ない時でも申し込む事が可能です。

実際のところ、カードローンの有効活用法というのは『事前に出費に備えて作っておいて、入用が発生したらすぐに使えるようにしておく』のこそ真骨頂と言えます。必要になってからの申し込みでも問題は無いのですが、それだとスムーズに入用に対応できない可能性も十分考えられるのです。

申し込みは慎重に

簡単に言うなら『必要になってから申し込む』のが住宅ローンで、『必要になる前からでも申し込める』のがカードローンです。住宅ローンの場合は買い物でのローン購入も傾向としては同じですので、ローン購入は事前に枠を用意しておくという具合では無いのに注意です。