お金を借りたら必ずしないといけない事
お金を借りるというのは、カードローンで現金を借りるにしてもローンでの分割購入するにしても、多くの決まり事があります。それらは利用規約に記載されていますので、事前に必ず全てに目を通しておきましょう。
お金を借りるという事は所謂社会的な責任も多く伴うものですので、これらの決まりの多さは仕方がないものである一方で、普通に利用する分にはそんなに簡単に利用規約違反に抵触することはありません。社会人としてのルールを理解できるなら、そんなに難しい事が書いてあるわけではありません。
中でも『返済期日を守る』という事が徹底できるなら、特に利用規約を意識しなくとも問題が発生する事はほとんどありません。今回は返済の最も初歩的な事について解説いたします。
借り入れ返済は期日厳守が出来るなら問題は起こりにくい
最初にも書きましたが、カードローンにせよ住宅ローンにせよ、毎月の決められた返済日を守ることが出来るなら、そうそう咎められる事はありません。例えばリボルビング払いなどを利用して毎月最低限しか払えずに、支払いが最長まで伸びたとしても、その期間に返済期日を破ったことがないのなら、全く問題はありません。住宅ローンの場合は返済期間を最初に設定するのでリボルビング払いという概念はほぼありませんが、こちらも最大限まで伸ばしての支払いでも文句は言われません。
これは支払いが伸びれば利息が発生してその分貸付側は利益が出るという側面もありますが、それだけ期日を守るという事が大事でもあるのです。逆に言うなら普段どれだけ多く返済していたとしても、急に払えなくなったからと滞納してしまっては、意味が無いという事にもなります。とにかく返済においては期日厳守を心がけましょう。
特に住宅ローンの場合は支払額の切り替えもカードローンに比べて面倒ですので、最初から『これくらいなら毎月払っても余裕がある』くらいの金額にしておくのが無難です。余裕のある分は貯蓄しておくなどをして、残り残額が少なくなった時にでも一括返済すればいいでしょう。
基本は無理なくを徹底する
返済が早ければ金利負担が軽くなるという意味では理想的ですが、それは払えるだけの金額である事がまず重要です。最初は何とか払えるけど途中からは分からない…というレベルでしたら、毎月少し余るくらいの金額設定にしたほうがまだいいでしょう。
返済というのは『返済額＜返済期日』です。期日を守れる金額設定からまずは決めておきましょう。