返済が終わった!でも油断はできない?
住宅ローンというのは、完済までは非常に長い道のりです。場合によっては返済額を減らして当初の予定よりも完済までが長引く事も考えられますが、それでも期日さえ守って返済していれば、いつかは必ず終わります。
そして住宅ローンというのは完済までは担保として預けている状態となり、完済する事でようやく家主の物と言えます。完済までが長い分自分の物となったら、非常に感慨深いと思います。
ただ、完済したからといっても住宅購入の場合は油断する事はできません。カードローンなど現金の借り入れとは違って、完済後もお金がかからないというわけではないのです。
(⇒カードローンの基本的法則)
住宅ローン支払後もお金の管理はきっちりと
住宅ローンを払い終えれば、当然支払いに充てていたお金はまるごと浮く事になります。住宅ローンを払っているとどうしてもそちらに優先的にお金が必要な為、ご家庭によってはかなり切り詰めていたとしても不思議ではありません。
住宅ローンを払いきったマイホームというのは家賃も発生しないから気楽に暮らせる…というのはハズレではないのですが、ローン終了後も住宅というのは、何かとお金がかかるものです。
例えば自然災害などでどこか破損した場合は、その補修は当然家主の方が行わないといけません。こうした災害というのはいつ発生するか分からず、事前事後に関わらず、ある程度のコストをかけないと対策はできません。
さらにマイホーム所持というのは、様々な税金も発生する事になります。ローン支払い中はそうした税金も一部控除されるのですが、払い終えればそれらの税金がまるごと発生することになります。住宅ローン完済後というのは、今度はその住宅の維持にお金を費やさないとならないのです。
住宅はローン完済後も大変
このように、住宅を購入して済む場合、マンションと違ってよりプライベートな空間が手に入る分、その維持というのも楽ではありません。もちろんローン支払い途中よりかは幾分か気楽にはなりますが、完全に油断して浪費してしまうのはNGです。
住宅の維持はローンを払い終えられた方なら、少し意識するだけで十分対処可能です。切り詰めるほどではなくても、無駄を減らす程度には意識しておきたいものです。