借り入れの負担を低下させるために
お金を借りる事で発生する負担と言えば、やはり金利をおいて他なりません。無利息期間内に返済出来れば当然負担はありませんが、無利息期間は限定的な場合でしか提供されていませんので、多少現実的とは言い難いでしょう。
(⇒無利息期間は本当にあった!)
また、金利負担というのは支払期間が長く、そして借りた元金が大きければ大きいほど増加していきます。そういう意味では住宅ローンというのはその最たる存在で、元の金利が低くとも数十年かかる返済期間、そして数千万にもなる借入額で、総合的な金利負担は非常に馬鹿になりません。
(⇒長期化する住宅ローン)
そんな借り入れの負担を楽にするには、金利発生の原因でもある借入残高を減らす事が重要です。余裕がある方なら是非任意返済を行い、大幅に借り入れ負担を減らしていきましょう。
任意返済で借り入れの負担を軽減しよう
任意返済というのは、文字通り借り入れたお金を本来の返済とは別に支払う事です。こうする事で普通に毎月払うだけよりも借入残高は減っていき、完済までを短縮する事が可能です。
カードローンなどの現金借り入れについては、借りるときもATMで楽に借りられるだけあって、任意返済もATMから簡単に行えます。提携ATMならコンビニでも銀行でも簡単操作で任意返済ができますので、家計に余裕があるなら積極的に行なっていきましょう。
当然住宅ローンにおいても任意返済が出来ないわけではありませんが、毎月の支払額がただでさえ多く、さらに元々借りている金額の大きさから、任意返済というのは多少難しくなってきます。
しかし、ある程度まとまったお金が出来てから任意返済を行えば、金利発生などから見てもかなり有効です。無理せずに腰を据えて返すのが住宅ローンですが、余裕はあればあるだけ利用していきましょう。
任意返済はあくまでも『任意』
こうして書くと「無理をしてでも任意返済をしたようだ良さそう」と勘違いしそうですが、あくまでも任意返済は『任意』で行うものです。毎月の支払いと違って義務ではなく、余裕があれば行なっても良いというものである事を忘れないで下さい。
特に生活がギリギリの中任意返済を行うと、結果として生活費自体が足りずにまた余計な借り入れを行う事になりかねません。本当の意味で余裕がある時のみで構わないのです。