借り入れに見えなくとも借り入れとなるもの
住宅ローンと買い物ローン、さらにはカードローンというのも借り入れという意味では金融商品として同じカテゴリとも言えます。用途は３つとも違うしそれぞれに独自のルールがあるのですが、『利用する事でお金を借りている状態になる』のはどれも同じです。
（⇒カードローンはどんな借り入れ方法？）
買い物を後払いにするという事も実質的には借りている状態に近く、ローンを組むタイプ以外にも有名な購入方法があります。恐らく成長していくにつれ、一度は聞いたことがある物です。
クレジットカードも借り入れになるの？
そう、それはクレジットカードです。クレジットカードと言うのはショッピング枠という限度額内で、尚且つクレジットカードでの支払いに対応している店舗で使うことができます。このショッピング枠を利用した購入というのも、ある意味ではローンに近いです。
クレジットカードでの購入は翌月以降の支払いである信用払いとなり、信販会社から借りているような格好となります。ただ、クレジットカード対応店で使った場合、買い物金額から一定額が手数料として信販会社への利益となる為、カードローンのように必ず金利を発生させて利益を取らないといけないわけではありません。
従って、クレジットカードというのは大抵が二回払いまでなら金利を取らない場所が多いです。翌月一回払いのみで使っていれば買い物金額以上発生する事が無く、さらに買い物金額に応じてポイント還元もあるので、普通に買うよりもお得になる事が多いのが魅力的ですね。
ただ、クレジットカードも総量規制の対象である事、そして信用情報として金融利用履歴となる為に、クレジットカードの返済遅延や多用が他の借り入れ審査などに影響を及ぼす事が考えられます。今から借り入れの申込をする場合。クレジットカード利用の兼ね合いも意識しておくと審査にも通過しやすくなるでしょう。
クレジットカードも住宅ローンと併用できる
カードローンは住宅ローンとの併用も可能であり、クレジットカードにしても買い物ローンと併用する事が可能です。無理の無い範囲で利用検討してみてもいいでしょう。
また、クレジットカードにキャッシング機能を搭載した場合は総量規制にさらに影響するので、すでに借り入れがある場合はキャッシングを諦めるのも手です。