借り入れまで後一歩の確認
借り入れに申し込み審査を受けたら、まずは仮審査を受ける事になります。この仮審査自体は機械で処理しているため、インターネットから申し込んだ場合、営業日なら即日ですぐに終わります。
(⇒インターネットから借入申込をした場合)
この仮審査に通過するという事は、とりあえず融資自体は可能であるといった状態です。仮審査というのはそもそも融資が出来るかどうかを確認する為の段階ですので、ブラックリスト入りをしているなどの問題がないなら、比較的すぐに通過することが出来るのです。
そして本審査に移ると今度は人が確認しますので、違った方法で様々な確認が取られる事となります。その中でも重要なのが本人確認です。この本人確認が出来ない場合、それまでどんなに問題がなくとも、融資を受ける事は不可能になってしまします。
本人確認にはしっかりと応対しよう
本人確認というのは、なりすましなどの犯罪防止の意味も込めています。例えば家族の誰かが勝手に支払い能力者を名前を使って申し込んだ場合、本人に確認を取らなければ、このなりすましのまま勝手に使われる事になってしまいます。この工程が無ければ、あっという間に不正利用が相次ぐでしょう。
本人確認というのは大抵が電話で行われますので、勤務先に電話がかかってくる事が多くなります。「借り入れの電話がかかってくるのはちょっっと…」と抵抗を覚えるかもしれませんが、何も借り入れ先の会社名でかかってくることではありません。確認担当の方の名前であったり、系列グループの会社名であったりと、借り入れ用途がばれないような形で連絡してくれます。
ほとんどの借り入れにおいて本人確認が必須ですが、住宅ローンのように窓口で向かい合って借りる事が多い場合、その場で確認し終えて電話がないという場合があります。すでに他のマンションを購入していて賃貸収入があり、それを元手に購入するなどの場合は、銀行側も確認の手間が省けるのでしょう。
(⇒マンション購入とローン支払い)
確認なしは逆に危ない?
やはり電話がかかってくる都合上「電話確認が無い場所がいい」と思う方は多いですが、かといって電話連絡がないと言っているようなところは『そもそも確認すらしていない』業者である事が多いです。
借り入れにおいて確認しないという事は違法業者である事を容認しているようなものですので、そうした場所では絶対借りないようにしておきましょう。