住宅ローンの金利で気をつけたい事

住宅ローンの金利というのは1%台でほぼ各社が安定していますので、一見すれば金利を気にする必要は無いように見えます。

しかし数千万以上借りる事もあるので、金利が低くとも発生する金額自体は非常に高額となります。なので住宅ローンは低いとされる金利の中でも各社見比べて、自分なりに納得できる値を選ばないとなりません。

そして、金利の変動の有無も気をつけてみないといけません。住宅ローンの金利にも変動型と固定型の金利がありますが、それが固定型の場合、最初に決まった額から変動することはありません。

それはより借りるタイミングというのが大事という意味でもありますので、固定型金利ならではの注意すべき点を見ていきましょう。

固定型金利は変動タイミングの見極めも重要

固定型金利というのは借りると完済までは変わりませんが、借りていないならこれからの変動状態に注意する必要があります。

具体的に言うなら、固定型金利で契約する前に、変動して下がる予兆があるなら、今すぐに契約しないほうが良いという事です。逆に上がる可能性があるなら今から契約しておけばお得な金利で払っていけるという事でもあり、社会情勢に対しても敏感である方が理想的です。

ただ、近頃は基本的に安い変動型金利で取り扱っている住宅ローンも多く、そもそも基本が高い固定型金利の方がずっと損をし続ける事もあり得ます。固定型金利の方が返済プランにブレが出にくい事から、安定面で選ぶ人という方が多いでしょう。

また、変動型金利から固定型金利に切り替えるという事が出来る業者も存在しています。最初は固定型金利よりも安い変動型金利で様子を見つつ、金利が上がりそうなら固定に…という使い方もできますので、最初で全てが決まるわけでもありませんので、臨機応変な金利選択も出来るという事を覚えておくといいでしょう。

固定金利から戻すのは面倒?

ただ、固定金利からまた変更する場合、プランによっては変更できないという事もあります。変動型金利から固定型にというのは比較的簡単という事を考えれば、やはり最初は変動型金利のほうが無難かもしれませんね。

どちらにせよ、二種類の金利を上手く使う事も節約になりますので、気持ちに余裕があれば是非検討してみてください。