正しい金利把握の必要性
金融業界…お金を取り扱う業界というのは、それだけ金銭的な利益に直結しているため、私たちの生活を便利にしてくれる反面、不正な利益を得ようと画策する人間が耐えないという闇もはらんでいます。
例えば闇金融業者と聞くと、借り入れを使ったことがない方でも「違法ば条件てお金を貸しつけて利益を得る存在」という事が分かります。それくらい金融業界というのは正しい知識が無いと危険性も高くなってしまい、注意喚起情報がこれだけ出まわっても未だに闇金融の被害は発生しています。
(⇒闇金融業からお金を借りてしまうということ)
闇金の危険性は事前に見抜くに越した事はありませんが、稀に『借りてしまって苦労しているのにも関わらず、正しい知識がないゆえに返済している』という方も居ます。今回は闇金融業として特に目立つ金利の部分の正しい基準を勉強しましょう。
法定金利の正しい値を知る
正しい金利というのは、法定金利とも呼ばれています。法定金利というのは国から認可を受けてお金を貸し付けている業者全てが守らなくてはいけない金利の基準で、これを守っていない場合は違法業者という事になります。
具体的な値と言えば、一般的に使われる借り入れのカードローンで言えば、18%が金利の上限となっています。10万以下の借り入れなら20%まで設定できますが、カードローンにおいては最低が10万の枠からですので、基本的には18%という値を覚えておきましょう。
この金利を越えて請求された場合、原則として支払う必要はありません。踏み倒しを推奨するわけではないのですが、そもそも国が定めたルールを守っていない業者というのは、こちらを騙す事しか考えていません。そんな相手から貸し付けられて請求されても、支払う道理自体は無いのです。
闇金融業だと当然この限度を越えた金利…10日毎に1割の金利負担を強いる事もあるので、万が一借りてしまっても払わないようにしましょう。
正しい金利でお金を借りよう
住宅ローンにおいては銀行と交渉して借りる事が多いので金融詐欺はほとんどありませんが、現金借り入れの場合は詐欺側も簡単に仕込めます。甘い言葉ばかりの借り入れなんてありませんので、聞きなれない業者はまず疑うくらいで見ていきましょう。