勘違いに要注意
勘違いというのは、一言で言ってしまうなら精神に起因した思い込みです。気の持ちようでどうとでもなる反面、気が弱ければなかなか解決しない、簡単とも厄介とも断言できないものなのです。
勘違いが生む危険なものといえば、やはりお金に関する事です。カードローンに代表される借り入れにおける危険といえば『借りているお金を自分のお金と勘違いして使い込んでしまうこと』が挙げられます。これは多くの破産者を生んだ危険なもので、意思が弱い人が借り入れを安易に使ってはいけない理由ともなっています。
(⇒カードローンのシステムを理解しよう)
そして買い物などで使う専用ローンも、勘違いをしてしまうと危険な状態に追い込まれる事があります。買い物ローンも借り入れである以上、勘違いしてはいけない事について理解しておくべきなのです。
ローンにありがちな勘違い
買い物ローンの基本的な図式としては、購入する物を担保に入れての融資という事になります。つまるところは『借り入れを全て返済するまでは購入した物も自分の物であってそうではない』という事です。
買い物でのローンが払えない場合、購入した物は貸付側に取られる事になります。ゆえに「これは自分の物」と勘違いしきってしまって使い込んでしまい、それで返せない場合、使っていた分だけ後になって困ることになるのです。
さらに購入した物と勘違いするとすでにお金を払わなくていいという錯覚に陥りがちです。そうなると次々目の前の負担が少ないローンでの購入を重ねてしまい、多重債務に陥ってしまいます。こうなるともう手遅れになってしまい、あらゆるものを失ってしまいかねないのです。
返せる範囲で組めば問題はない
ローン購入と言えど借り入れですのでこうしたリスクに早期に気付き、少し気後れするかもしれません。しかしそこに気付けばローンで購入したら返済日に遅れなければ問題ないという事にも気付くはずです。
つまり、返せる範囲でローンを組むのは一向に問題ないという事です。あくまで勘違いだけには注意しておけば良いという事ですね。