マンション暮らしと住宅購入だと、一体どちらがお得になりますか?
(⇒マンションの家賃と住宅ローンはどちらが良い?)
単純にこの二つを見比べた場合、いつかは自分の物になる住宅ローンの方がお得に見えるのですが、でも住宅購入すると税金なども発生してしまうので意外と生活が大変になると聞きました。
(⇒住宅を購入した場合の費用発生に注意)
でもマンションの家賃というのは一切返ってこない…と考えると、結局自分の中では堂々めぐりになってしまいます。この考えを打破できるような意見をお持ちの方が居ましたら、お答え下さい。
どちらも利点があれば欠点もあります
最近は「マンションで暮らし続ける方がいい!」や「家賃を払うくらいなら住宅購入の方がお得!」といった議論が日々様々な場所で繰り広げられていますね。ただ、こうした論争というのはだいたい『どちらにも利点もあるし欠点もあるので一長一短』という答えに終始してしまいます。
というのも、確かにマンションで暮らしていた場合、家賃がずっと発生していますし、その家賃というのはいくら払っても自分に返ってくる事がありません。その点で言えば住宅ローンというのはかなり長い返済になりますが、いつかは払い終わり、そして住宅は自分の物になります。
ただ、質問者さんも理解している通り、住宅を所持していると固定資産税というものが発生します。これはマンションで暮らしていれば払う必要がない費用であり、さらに家族の誰かに権利を譲るなら相続税も発生してしまいます。住宅購入というのはローンだけでなく、様々な費用までも発生してしまうのです。
(⇒住宅ローン支払い中に相続するとどうなるの?)
つまり『大学などに通う為に限られた年月のみ住む』というのならマンションの方が余計な出費がない分考える事は少ないし、逆に『その場所にずっと住み続けた』なら長い目で見れば住宅ローンを組んでマイホーム購入した方が、自分以下の家族まで残せる恩恵があります。
以上の事から家族持ちならマイホームの方が物音に関するトラブルが少ないので何かと便利、一人暮らしなら手頃なマンションの方が面倒が少ないという傾向があります。参考程度にどうぞ。