マンション購入は確実ではない?
ギャンブルというのは、趣味で行うのなら良いものの、度を越してしまってそれで生計を立てるとなると、非常にリスクが大きいです。
ギャンブルが原因での借金で破産がメジャーな借金地獄の形であるように、博打性が高いものは基本的に収入源としてはオススメできないという事です。儲けるよりも失う可能性が大きいもので成功を望むのは麻薬のような中毒性がある反面で、現実には儲ける確立が低いという危険性が潜んでいるのです。
その点で言えば資産運用というのはギャンブルに比べて手堅い印象を受けますが、一概には言えません。資産運用先として人気のマンション購入での賃貸収入確保は実はギャンブル的な部分もあり、マンション購入を慎重に行うべき理由の一つでもあるのです。
マンション購入は何故ギャンブルなのか
マンションは住宅ローンを利用しての購入になり、いきなり一括で数千万以上も要求されるわけではありません。そう考えるとやはり魅力的に見えるかもしれませんが、ローンを組んでの商品購入と考えた場合、そこも危険性の一つです。
まず住宅ローンでの購入というのは購入予定のマンションを担保に入れるという事であり、住宅ローンの滞納によってマンション自体を失うという事であります。
それ自体は納得しているし滞納しなければ…と思うかもしれませんが、ここで前述のギャンブル的な要素が出てきます。例えば近隣においてより便利で安価な場所に賃貸物件が登場した場合、そちらに人が移り住む可能性は0ではありません。さらにバブルの頃のように経済によって大きな地価変動などがあれば影響を受けかねませんし、それで赤字になる可能性も否定できません。つまり、住宅ローンを払い終えた後だとしても様々な可能性で赤字になる事は無いとは言えないのです。
それでも比較的安定しているマンション経営
ここまでリスクばかり書いてしまいましたが、住宅ローンの利用先でもマンション購入が人気なように、住む場所を提供するマンション経営というのは、安定した収入に繋がりやすい資産運用の一つです。少なくとも、今話題のFXなどよりかは変動の激しさは無いでしょう。
リスクを忘れてはいけませんが、得るものから考えてマンション経営のリスクが低めであるのも事実と言えますので、計画性があるなら是非チャレンジしてみてください。