カードローンはどこまで融通が利く?
現金借り入れと買い物ローンは別物であるという事を説明してきましたが、カードローンなどの借り入れは現金が直接借りられる方法であり、尚且つその用途は自由という事もあって、使い道の広さで言えば他の借り入れを遥かに凌駕していると言えます。
そうなると、カードローンなどの現金借り入れの方法が確保出来ていれば、買い物でのローンというのは不要なのでしょうか?そこを双方の違いから考えてみましょう。
カードローンはどこまで代用可能?
実際に「10万くらいの買い物ならカードローンで借りてから払おう」という使い方も当然できます。例えその買い物で専用ローンがあったとしても、カードローンで借りたお金で一括で買うことはできます。
ただ、用途次第とは言っても、基本的に借り入れてから買い物をする場合、専用ローンがあればそちらを利用した方が良い場合が多いです。理由としては、買い物ローンの方が現金を借り入れてから払うよりも金利が安いからです。
私達が一般的に良く使う現金借り入れというのは、大抵がカードローンやキャッシングと言った無担保ローンです。無担保ローンというのは担保不要でお金が借りられて便利ですが、担保が無い分金利が高めに設定されています。
しかし商品を専用ローンで購入するなら、購入したものを担保として借りてから払う形になるので、金利が安く設定されています。買う物によりけりですが、住宅ローンであれば1%台の低金利、他の商品でも二桁に金利が突入することはほとんどありません。
カードローンはあくまで現金でないとならない場合に
世の中における高額と言える商品というのは、大抵が専用のローンがあります。一括で買えない人も多いからこそ専用ローンがあり、そちらを利用する方がカードローンがあったとしてもお得になることが多いのです。
カードローンなどの無担保現金借り入れというのは、現金でないといけない場合にのみ絞ってみましょう。そうすることで、借り入れの有効な使い分けが自然と出来上がってくるでしょう。