借入毎に変わる金利タイプ
お金の借り入れにおいては非常に数が多く、その一つ一つが違う存在と言っても言いでしょう。違う借り入れとなるとルールや傾向に関しても独自のものがあり、カードローンにおいても銀行か消費者金融かで大きく変わります。この違いというのが使う前の判断として大事な基準となります。
変わることで私達に影響する部分と言えば、借り入れにおいてはやはり金利が目立ちますね。金利は低ければ低いほど借り入れが使いやすくなるのですが、単純に数値だけを見ているだけでは、時に理想の金利には辿りつけない事もあります。
そう、お金の借り入れにおいては変動型金利か固定型金利かの違いがあります。この金利は借り入れ方法によってどちらが多いかなどの傾向がありますので、その点について今回は見ていきましょう。
カードローンはほとんどが変動型金利
現金借り入れのスタンダードでもあるカードローンは、ほとんどが変動型金利です。変動型金利と言えば社会情勢などの兼ね合いで金利が上下すれば返済途中でも変更後の値が参照されるタイプの金利です。
何故カードローンの金利タイプがほとんど変動型金利かと言いますと、カードローンというのは基本的に他の借り入れよりも金利が高めです。それなのに変動が無いものの金利が平均的に高めとなる固定型金利を設定してしまえば、さらに使いにくくなってしまいますね。
カードローンというのは借り入れにおけるライトユーザー(初心者の方や借り入れ利用頻度が比較的少ない方)向けも意識しています。目に見える低金利を設定しておくことがまず第一なのです。
大きな借り入れでこそ固定型金利が使われる
人生において大きな借り入れと言えば住宅ローンなどの高額商品のローン購入であり、こうした場合においては固定型金利が比較的使われる事が増えてきます。ただ、近年では住宅ローンでも変動型金利を設定している場所も多く、そうした場合は変動型金利から時期を見て固定金利に変更するという方が多いです。
大きな借り入れで固定型金利が好まれる背景としては、やはり金利が上がった場合のリスク回避が大きいでしょう。数千万単位の借り入れとなれば、わずかな金利上昇でも実際に上がった返済総額としてバカにならない数値になります。そうしたリスクを回避するなら事前に固定型金利にしておく事が必要であり、長期的な返済計画にブレが出なくて済むのです。
金利の傾向も近頃は自由に
現金借り入れでは変動型、大きな買い物ローンでは固定型の金利が傾向として多かったのですが、前述のように近年では金利タイプを切り替えられたりするローンも増えており、昔よりも自由度が高くなっています。
その反面、判断できる力がないとお得にしにくいという事でもあります。あくまでもお得にするには金利の変動タイミングなども読み取る事が必要なのです。