金利の違いも見分ける基準
お金の借り入れはどんな用途、形であれ、金利が発生してそれも合わせて返済しないといけません。金利というのは低ければ低いほど返済が楽になる為、多くの人が金利を基準に借り入れ先を選んでいるでしょう。
その金利の値というのも、実は現金借り入れか買い物ローンかの違いの指針の一つとなります。何故金利の違いがそこに現れるのか、簡単な解説と共に見ていきましょう。
カードローンは金利が全体的に高め
カードローンというのは無担保での貸し付けとなり、担保の用意が不要で借りられます。それはとても便利なことである反面で、金利の問題も発生することになります。
そう、カードローンを始めとした無担保での現金借り入れというのは、基本的に金利が高めです。１０万以下の法定金利上限である１８％にもなる事があり、なかなか看過するには高い水準となっています。
ゆえに無担保ローンで現金を無計画に借り入れていると、金利負担だけでも年間かなりの額を支払わないとならなくなります。リボルビング払いで利息分だけを少額のみで返済していると、何時まで経っても利息の返済から先に進まないという事が有り得るのです。
買い物ローンは金利が低い理由
それに引き換え買い物でのローン購入というのは、金利が全体的に低めです。住宅ローンに関しては元金が大きい事もあって１％台ばかりですし、１０万程度の商品でも一桁台の金利で購入する事ができます。
何故買い物ローンは低金利かと言いますと、購入した商品が担保となっている状態…有担保で借りて返済しているような形になっているからです。有担保というのは支払えなかった時に担保となるものを引き渡す事で貸付側の損失の補填となりますので、金利を引き上げなくともリスクは低いという事になるのです。ここが低金利として反映しているような格好ですね。
金利節約は有担保と無担保の使い分けが役立つ
現金が借りられて無担保で使えるカードローンが借り入れにおいて人気が出るのはしょうがないかもしれませんが、だからといって全ての借り入れを無担保のみに偏重していると、金利が高く付くことが多いという事です。
それならば有担保での借り入れ…買い物ローンでの購入も利用できるならしていくのが、金利の節約にも繋がります。金利節約を重んじるなら是非試してみて下さい。