ローンに対する漠然とした不安
住宅にせよちょっとした高額な買い物にせよ、専用ローンを組むという事は、お金を借りているという事です。それはカードローンなどの現金借り入れと用途は違えど『お金を借りる』という意味では同じことであり、信用情報や総量規制なども互いに関わってきます。
（⇒ローン審査に関わる信用情報について）
お金を借りる事となると「ローンを組むのは危なくないの？」という不安を抱えている方が出てきます。これはある意味では当然の事であり、お金を借りるという事に対するイメージは昔から良いとは言えず、さらに実際に今でも破産してしまう方も居るのですから、借り入れに慣れていない方が不安になるのは最もでもあるのです。
（⇒自己破産を気軽にしては成らない理由）
ローンは本当に危ないのか？
さて、そうなると実際にローンというのは危ないのかどうかという問題になってきますが、基本的にルールを破らない限りは危険なことはない、と思っていただいて構いません。主にやってはいけない借り入れのルール違反と言えば、やはり期日までに返済出来ないことでしょう。
この借り入れが危険という認識は、まず『お金が返せないくらいに金利が厳しいのではないか』と『返せない場合は恐喝まがいの事をされるのではないか』という二つだと思います。
まず金利に関してですが、買い物ローンは有担保ローンとなりますので、金利はむしろ低いです。住宅ローンともなれば１％台にもなり、金利が膨れ上がって押しつぶされるという事は考えにくいです。さらにそれなりの金額のローンならキャンペーン次第で無利息にもなりますので、金利への心配はそこまでありません。
次に怖い取り立てですが、これは闇金融業者から借りない限りは、正規の業者ならまず行いません。何故なら恐喝は違法行為であり、通報対象でもあります。こんなことをしてしまっては業者の営業すらままなりませんので、こうした心配に関しても不要です。
心配もほどほどに
全くの危険意識がないのは逆に危ないですが、あまりローンに対して過剰な心配をするのは良いとは言えません。ローンが怖いからと今必要な物を手に入れられない場合に発生する損害なども考えれば、時には素早く借り入れへ踏み切るのも重要なのです。
現代においてローンというのは無理なく使える物に仕上がっています。是非必要に応じて使えるように考えておきましょう。