マンションは物件を購入するだけでは成り立たない

マンション購入というのは、物件以外にも様々な部分でお金が必要です。目に見える物件以外にもお金が必要というのは多少気が重いでしょうが、それが賃貸収入を得るという事でもあります。

また、マンションを購入するには、もう一つ確保しないといけないものがあります。それは建物を建てる為の『土地』ですね。また、この土地というのは購入するだけではなく、借りるという形で確保する事もできます。

土地も住宅ローンに入るの?

土地の購入に関して気になる事といえば、土地もローンにて購入する事ができるかどうかですね。結論のみで言えば土地もローンで購入する事は可能で、この購入に関しても注意が必要です。

それは『土地と一緒にマンションも購入する』という事です。例えば土地とマンションを別々に購入すると、それは複数のカードローンの枠からお金を借りるようなものです。つまりは双方で無駄な利息を発生させてしまい、結果として余計な出費が発生します。

そこで基本はマンションと一緒に土地も購入する事です。こうすることで一緒に住宅ローンという形になり、余計な出費が無くなります。支払いに関してもシンプルで、マンション購入の費用に含めると、返済もゴチャゴチャになりません。土地の確保もマンション購入の一環として覚えておきましょう。

また、冒頭にも書きましたが土地を借りるという事も可能です。その土地の持ち主から借りる、もしくは持ち主が貸出のみしかしていないなら借りるような形となって、定期的に土地代というのを支払わなくてはなりません。

購入に比べれば初期費用は安いですが、いつまで経っても土地の権利者とマンションの権利者が別々ですし、ずっと土地の使用料を払うというのは、長期的に考えれば損をしやすいです。出来るだけ買い取れる土地とマンションで揃えたいものです。

土地があるからこそ高いとも言えるローン

実際に建物自体はそれなりでも、狭い国土という都合上、日本の土地というのは平均的に高めです。マンション購入の際の住宅ローンを土地を除いた額との差で驚く事もあるくらいなので、土地の存在はマンション購入の際には忘れず、土地も含めた金額把握に努めましょう。