返済プランは柔軟に
お金を借りて返済を続けていると、やはり長期的な返済ともなると予定にズレが生じる事は十分あり得ます。例えば仕事が変わって給与が変わってしまったり、今まで行なっていたボーナス払いがボーナスが支給されなくて困難になったり…要因が自分にせよ外部からにせよ、とにかく可能性としてはきちんと考えておく必要があります。
(⇒住宅ローンはボーナス払いで早く終わらせよう)
その変化がプラスの方向…給料が上がって返済に余裕ができるというのなら何の問題もありませんが、マイナス要因でもある給料の低下や前述したボーナスカットなど、これらが発生すると返済期日を守る事すらも簡単とは言えなくなります。
とはいえ、払えなないからとすぐに諦めて自己破産してしまうのは論外です。返済プランというのは柔軟に自分の状況に合わせて対応していけばいいのです。
返済金額を変更しよう
住宅ローンだと最初から終了日時をきっちり決めて守るという方が多いと思いますが、住宅ローン返済は二十年以上にものぼる事はままあります。二十年ともなれば日本自体の経済状況が変わることだってありますし、当然支払っている方の状況が変わる事もあるでしょう。
そうなると「住宅ローンは最初に決めたとおり払わないといけない…」という固定概念を取り払う必要があります。住宅ローンの返済額変更はカードローンに比べてある程度貸付側と話し合って決める事が必要になりますが、決して無理ではありません。貸付側としても無理して返済できなくなるよりもゆっくりと確実に返してもらえる方がいいので、しっかりと相談して無理の無い金額に設定し、改めて終わる時期というのを把握しておきましょう。
カードローンなどの場合、返済額変更はより手軽です。ATMからの操作で切り替える事もできますが、インターネットに対応していれば自宅からも変更手続きができます。これらを活用し、無理の無い返済計画を立て直しましょう。
(⇒カードローンの基本知識)
まずは払える金額を設定しよう
借り入れの返済金額を後から変更するのは面倒…と思う方も多いでしょう。それならまずは『毎月これなら十分払っていけるし、ちょっと余るくらい』の金額にしておけば、多少の給与の変動にも対応が簡単です。
返済というのは様々なアクシデントがつきものです。それらに対応するためにも、柔軟な発想を持つようにしましょう。