最もしてはいけない借り入れの禁止事項

どんな形でもお金を借りるなら「これは絶対してはダメ!」という事はたくさんあります。利用規約を読めば基本的な禁止事項は把握できますが、それだけでは分からない事というのもあるかもしれません。

ただ、利用規約にも書かれている事は破る事で非常に大きなデメリットを被る事があります。利用規約に書かれているのは本当に借り入れ先にとっても問題となる事であり、守ってもらえないなら営業自体に差し支える事なのです。

そう、中でも気をつけたい禁止事項というのが返済期日までにお金を返せないことです。最も基本ではありますが、これをしてしまうとどうなるかも含めてしっかりと確認しておきましょう。

返済に遅れる事は最低限のルールを守れないという事

例えば個人同士でお金を貸し借りした場合でも、返済日というのは指定すると思いますし、指定された日に返してもらえないと不信感を顕わにしても不思議ではありません。つまりは著しく信頼を損なう事であり、それを金融業者に行うという事は、大変なことにも繋がります。

まず、こうした支払い遅れの情報は信用情報として登録されます。これは金融事故記録とも呼ばれ、一般的な俗称としてはブラックリスト入りしたとも言われます。一度くらいの遅れで…と軽視する方も時折見かけますが、遅れないことが当たり前と考えた場合、一度の遅れで失う物は非常に多いのです。

つまりは今後の借り入れ審査などにおいても非常に不利になり、貸付側としても返してもらえないと困る住宅ローンなどの審査には絶望的に不利になります。ずっと遅延の情報が残るわけではないのですが、軽視しても大丈夫なような問題ではないでしょう。

さらに、あまりにも悪質でまともな回収が不可能と判断されると、裁判所も加わった返済の督促が行われます。本来払うべきものを払っていないのですから、当然こちらが悪いという事になり、正面から争っても全くの無意味です。こうなるとより手間も増えて大変になるのは自分だけであり、後から「きちんと返しておけばよかった…」と後悔する方が後を絶たないのです。

遅れるとより返済が難しくなる借り入れ

遅れた損害の補填として遅延損害金が請求されることもあり、一度でも遅れるとさらにまともな返済が不可能になり、最終的に破産…という自体にもなりやすくなります。

支払期日に遅れないという事は返済も結果的に楽になります。当然の事ではありますが、楽に返済を続けるなら決して軽視しないようにしましょう。