借り入れを利用するなら直しておきたい事
お金に対する価値観というのは、非常にばらつきがあります。育ってきた環境や今現在の経済状況にもよりますが、一般的には節約が好ましく、浪費が好ましくないとされています。
お金というのは所持者に使用の権利がありますが、そのお金の入手法によっては制約を受けないにしても、自覚しておきたい事はあるでしょう。特に浪費が許されない状況の場合、手元にあるお金についてはきっちりと管理しないといけません。
そう、カードローンなどで借りたお金がそれに該当しますね。もちろん現金借り入れ以外でも住宅ローンで多額のお金を借りているという形であるなら、自分のお金とは一言では言い切れません。そんな状況で浪費してしまうのはいかがなものでしょうか?
借り入れ返済中の浪費は厳禁!
借り入れ返済中はとにかく無駄なお金は一切使わない…という制約はありません。むしろストレスを溜めない為にも必要と思った物は無理の無い範囲で購入してしまった方がいいのですが、浪費となると話は別です。
例えば借入返済で家計が圧迫されている中、ギャンブルという損失の確率のほうが圧倒的に高いものにのめり込むというのは、どうでしょうか?ギャンブルで負けたから次は勝つために…という理由で借り入れて破産した方も多い事から、賢明な使い道とは言えません。
浪費が癖になってしまうと「これは借り入れの返済分だから手を付けてはいけない」という意識が決定的に欠けだします。そして借り入れを返せないという事はどんな理由があっても正しい事にはなりませんので、八方塞がりになるのは自分だけとなります。
もちろん浪費の基準についても明確にする事はできませんが、『借り入れに支障が出ないレベルでの出費』を超えている場合は、借入返済という義務が果たせない時点で浪費と見てもおかしくはありません。今一度お金を借りているという状況を忘れないようにして、返済の遅れが出ないようにしないとなりません。
借り入れが増えるほど浪費はしないように
カードローンで10万くらい借りているならともかく、住宅ローンの支払い途中だったり、複数社からすでに借り入れを作ってしまっている場合、もはや贅沢を言っている場合ではありません。
このような状況であるならまず支払い分を除いた使えるお金というのを算出しておき、そのお金のみできっちり生活できるように努力する他はないでしょう。