住宅ローンを返済していこう

住宅ローンを利用するまでの一連の流れを経て無事に使えるようになれば、いよいよ目的の住宅を購入できます。マイホームにせよマンションにせよその支払額は多いものの、住宅ローンなら低い金利負担で返済していけます

住宅ローンの返済というのは、他の借り入れに比べて金額の大きさもあって、返していくにしても若干勝手が違ったり独自のルールのようなものもあります。今までカードローンや買い物でのローンを経験した事がある方でも、最初は戸惑うかもしれません。
(⇒現金を借りるならカードローンを利用しよう

そこで住宅ローンを返していく際の主な注意点を説明していきます。たくさんの支払いが発生する住宅ローンの懸念材料を、ここでしっかりと確認しておきましょう。

ボーナス払いの有無を決めよう

住宅ローンのような大きな借り入れの返済には、ボーナス払いというシステムが加わります。これは名前の通り『ボーナスの時期に普段よりも多めに払う』事でより早く返済を進める事が可能です。

これを行うには『定期的にボーナスが支給されている事』が前提となりますので、今となってはある程度の業績が無い企業では支給打ち切りも珍しくは無く、出来る人はある程度限られています。ボーナス払い自体は強制では無く、ボーナス支給があっても無理に払う事はありません。自分の経済状況を鑑みて設定しましょう。

返済年数を決めよう

住宅ローンは予め返済年数を決める事ができます。返済年数というのは20年や25年といったように、金融機関によって複数のプランから選ぶ事が出来るのです。

当然ながら、返済年数が短いほど月々の負担が増える代わりに、金利の発生も抑える事ができます。さらに住宅ローンは返済の年数が短い方が年率自体も引き下げられる傾向があり、5年程度違うだけでも、総支払額はかなり変わってきます。無理して短縮する必要はないですが、余裕があるなら短いプランを目指しましょう。

住宅の税金に要注意

正確には返済とは違うベクトルなのですが、住宅ならではの税金にも注意しましょう。支払いが遅れても住宅ローンにすぐに影響が出るわけではありませんが、脱税などになると非常に面倒です。

住宅での税金と言えば固定資産税などとなりますが、この税金も金額に応じたパーセンテージで発生するので、元値が高い住宅だと馬鹿にならない金額となります。予め払えるようにきちんと年度ごとに計算しておきたいところです。

完済までは遠いが出来ない事ではない

このように、住宅ローン完済の為には購入金額以上の費用が発生する事になります。ただ単に買っただけでは終わらないのが住宅の辛いところですが、それだけ魅力がある購入物が住宅です。

そして審査に通過した人なら決して払えない金額を要求されるわけではありません。安定した返済が出来るように最初から考え、是非欲しい物件を手に入れましょう!