住宅ローンを上手く利用しよう

住宅ローン以外でもそうですが、お金の借り入れを完済できるかどうかというのは、最終的には使う人に依存しています。極端な話、どれだけ収入が多い人でも、計画性に問題があれば住宅ローンの滞納をする事はありえるのです。

しかしただ単に計画性と言われても、ピンと来ないというのは仕方ありません。そもそも住宅ローンの支払いのような複雑な借り入れというのは、ある程度相談などしつつ詳細を煮詰めないと分かりにくい部分があるのは隠しようもない事実なのです。
(⇒住宅ローンは銀行との相談が肝!

そこで今回は住宅ローンの良い使用例についてご紹介します。良い例を参考にして、住宅ローンを無事に返済するだけでなく、住宅ローンが無いと得られない恩恵も享受してみましょう。

マンションオーナーAさんの住宅ローン活用法

マンションオーナーのAさんは住宅ローンを的確に組んだ人の一人です。Aさんの最初の住宅ローン利用先というのは、中古物件のマンションでした。立地こそ良いものの中古物件という事で安めのマンションであり、まずはそこで賃貸収入を無難に得る事から始めました。
(⇒賃貸収入はアテになるの?

Aさんはオーナー専業なので賃貸収入がローン支払いの生命線とも言えたのですが、中古物件という事で値段も手頃で住宅ローン支払いの負担が少なく、尚且つ好立地のおかげで全ての部屋が埋まっており、賃貸収入は順調に入りました。そう、賃貸収入だけで住宅ローンだけでなくその他マンション経営に必要な費用も賄っていたのです。中古なので補修も必要になったそうですが、住宅ローンの負担が少ないおかげでそれらのお金も貯めておけたのです。

完済後は賃貸収入の余りでちょこちょこ増やしていた土地に、ついに自分でマンションを建てる事に成功、こうして二件のマンションのオーナーとなったのです。今では二件から安定した賃貸収入が入っているので、のんびりとした生活が出来ているようです。とてもうらやましい話ですね。

手堅く必要な部分を最優先に

このAさんの利用例が良いと言える点については、やはり『まずは住宅ローンの支払いとマンション自体の維持を優先』した事が挙げられるでしょう。賃貸収入となると不労所得にも出来るのでついつい浮かれてしまって使う込む方が多い中、Aさんはきっちりと必要な費用の確保を優先しつつ、さらに次の購入まで見通している点が素晴らしいですね。

このように、住宅ローンを連続で組む事になったとしても、計画性があって尚且つ無駄遣いしないなら、長い目で見れば大きな収入にも繋がるのです。住宅ローンの的確な利用方法と言っても差し支えありませんね。