借り入れ自体の抵抗の問題
お金を借りるという行為に対して、あなたが真っ先に思い浮かべるイメージはどんなものですか?特に意識せず、自分の中に最初に浮かんだ印象です。
お金を借りる事というのは、昔から褒められる行為とは言い難いものでした。実際お金を借りる事無くやりくりしている人というのは当然立派ですし、逆に無駄遣いばかりをしてお金をしょっちゅう借りてばかりの人は、だらしないと言われても仕方がありません。それゆえにどんな事情があったとしても、お金を借りるという事はお金に対してルーズな行為と思ってしまうのです。
当然借りる金額が大きければ大きいほど、どうしても借りるという行為への抵抗が強まります。しかし、そんな事を言ってしまっては住宅ローンなどの数千万単位の借り入れというのは、とてもではありませんが使えません。そもそも分割購入ですらお金を借りている事とほぼ同義なのですから、社会人になっても理由も無く借り入れに抵抗があるというのは、あまり良いことでは無いのです。
借り入れは無事に返済できるなら意識し過ぎないのも大事
世の中には「例え10万の借金だとしても震えが止まらない」という方が実在します。借り入れに何の抵抗もなく自分のお金感覚で使うよりはマシに思えるかもしれませんが、車の購入しかり住宅の購入しかり、実際には買い物だけでも私たちの身の回りは借り入れの機会が溢れているのです。
(⇒買い物で使うローンを知ろう)
そんな世の中においても少額の借り入れですら抵抗を覚えていると、とてもでは無いですが普通の生活ですら難しくなってきます。住宅ローンは借入額が大きい上に返済も20年を越える事も多く、持ち家購入を考えているなら、借り入れへの強い抵抗は足かせでしかありません。
そこで知ってもらいたいのは借り入れの基本的なルールです。借り入れというのは、お金を借りて期日に遅れず返済する事が出来れば、文句を言われる事も社会のルールの違反を犯しているわけでもありません。つまりは後ろめたい事は何も無く、昔と違って正規の業者ならおっかない取り立てが来る事もありません。つまり、本来なら人目を気にするほどのことでもないのです。
借り入れは利用しても返せればOK
恐らく上記のように怖い取り立てなどの悪い印象が借り入れへの抵抗に繋がっている部分も多く、そういう意味では現代の借り入れというのは割りきって使う分には本当に問題がありませんね。
例え現金借り入れのお世話にはならなくとも、ローン購入のお世話になることは多々あるとおもいますので、借り入れへの認識は正しく持っておきましょう。