低い金利にありがちな事
お金の借り入れに関する条件において、金利というのは低ければ低いほど理想的となります。ゆえに低金利かどうかのみの一点で借り入れ先を選ぶという方も多く、借り入れにおいて金利がどれだけ大きく、そして注目を集める存在か分かりますね。この記事を読む以前から金利を気にかけている方も多いことでしょう。
しかし、極端に良い条件というのは、どうしても疑ってかかってしまいます。お金を借りる際に少なからず手間となる審査ですが、これが無いと謳っている業者も一応は存在しているのですが、待って下さい。審査というのはお金を返せるかどうかを調べる為に必須の行為であり、これがないというのは『別に誰に貸しても良い』という無責任でしかない判断です。従って、審査無しの借り入れ業者というのはほぼ全てが闇金業者となってしまいます。
つまりはうまい話には裏があるという事で、異常に低い金利というのは、多少は正規業者である裏付けを取ってから申し込む方が良いのです。低金利と言えば住宅ローンも平均的に低く、それゆえに「何故こんなに金利が低いんだろう?」と勘ぐってしまう方も居るでしょう。実際のところ、住宅ローンの低金利というのは怪しいのか?
住宅ローンの低金利はそこまで疑わなくても良い
住宅ローンの金利の値を見てみると分かるのですが、ほとんどが2%以下、業者によっては1%以下の金利で貸してくれるところもあります。住宅購入の為にあれだけ借りるというのに、どうしてここまで安いのか?それはもちろん理由があります。
住宅ローンだけでなく、どんな借り入れでも借りた金額によって発生する利子が増減します。例えば金利が10%で10万を借りるのと1%で1000万借りるのでは、わずか1%である1000万のほうが年率の利息が大きくなるのです。
さらに住宅ローンは返済が長期間に及ぶ事もあって、毎日金利が加算されいる事も考えれば、総合的に払う金利の額は低い金額で高金利以上に利益が出てくるのです。つまり、銀行側からしても低金利で十分利益が出せるし、低金利でないと払えないくらいの利息が発生してしまうので、住宅ローンの金利というのは適正額なのです。
見知った銀行という点も信頼の証
このように利益から見ても裏付けが取れるのですが、何よりは私たちが普段お金を預けている銀行という、信頼できる業者である事も大きいのです。
住宅ローンは銀行で直接審査を受けて借りる事も多いので、闇金業者に巡りあう可能性は極めて低いと言って良いでしょう。