住宅ローン最後のチャンス
私もついに四十代に突入し、人生においても随分と様々な事を経験してきました。そんな中で無事に結婚できて、そして子供も高校生ともなれば、社会人として真っ当な道を歩んで来られたのかな、と思います。
しかし、人生において大きな事が出来ていませんでした。それは住宅ローンを組んでのマイホーム購入です。昔から慎重すぎる性格と言われる私であり、同期の社員の中には「ここで一か八かの勝負をする!」と言って会社を辞職しての起業などを行った人も居たのですが、私はどうしてもそのリスクを背負う気にはならず、今ではベテランとも言える立場になりました。もちろんそれ自体は自分なりに生き残る工夫をした結果だと思っていますが、やはり単調すぎた人生だったのは否めません。
そんな中ちょくちょく妻と相談していた住宅ローンなのですが、年齢的にもギリギリ申し込めるかどうかという瀬戸際だと思い、今までの人生では最も大きい冒険とも言える、住宅購入に踏み切りました。
(⇒住宅ローンに年齢制限はあるの?)
踏み切った私を待っていたもの
ちょうど住宅ローンに踏み切る理由の一つに高校の授業無償化があり、余計な支払いが無くなった時点で始めたのですが、やはり慎重に待ち続けていたのは、間違いでは無かったと思っています。
確かに住宅ローンの支払いというのは今まで暮らしていたマンションの家賃並みですし、さらに固定資産税のような税金が発生する分、住む場所に割くお金は昔よりも多くはなっています。
(⇒住宅ローンと家賃はどっちがいいの?)
そこだけで考えると小心者であるがゆえに慎重すぎた私には重荷ですが、まだまだ景気が回復していないだけあって、住宅ローンの金利が低く地価もそこまで高くはなく、総合的に考えてみても、事前に想定した負担内に収まっている感じです。住宅ローンも使いやすくなっていたんだなあ、と考えたものです。
私の住宅ローンのプランだとちょうど退職目前までには支払いが終わりますので、この調子なら難なく完済できそうです。私のような小心者も払っていけるくらいなのですから、精神的な負荷もそこまででは無いかもしれません。