独身でも住宅購入したい

日本ってまだまだ『女性は結婚して家庭に入るのが当然』みたいな風潮があるじゃないですか?別にそう考えるのは自由だと思うんですが、押し付けないでもらいたいですよね。

私も30代になっても独身という事で親に心配されたり女友達から「早く結婚しなよー」と意味もなく急かされたりするんですが、仕事はしっかりしてるし自分一人でも生きられるように、誰にも迷惑をかけないようにしているつもりです。結婚関係については余計な口出しはしないでもらいたいです。

ただ、こうした口出しくらいならいいのですが、一部のサービスとかが独身女性にとって不利なようになっているのは、勘弁してもらいたいですよね。

結婚や交際に縁が無くなるくらい仕事に打ち込んでいた私なので、30代にして十分な収入と積立があり、同年代の男性にも経済的な強みというのは劣っていないつもりです。それを利用して住宅購入でもしようかな、と思って住宅ローンについて調べてみたのですが、ここでも変な風習みたいなものがありました。

それは『住宅ローンは既婚者で男性の方が有利』という噂です。女性で未婚という私はある意味ではその対極とも言える存在で、ここでも自分という一人の女性が否定されているような気がして、複雑な気持ちになりました。

独身女性だって住宅ローンは組める

そこで諦めると世の中に対して諦めた事になる気がして、私は負けるものか!と意気込んで住宅ローンを申し込みました。すると意外…と自分で言うのもなんなのですが、すんなりと住宅ローンを組む事ができました。

やっぱり十分な収入があった事が良かったのか、銀行窓口での相談においても特に何かを指摘されるわけでもなく、返済年数を相談の上で決定し、前から欲しかったマイホームを購入する事が出来たんです。ただ単に住宅ローンが組めたというだけでなく、女性である私でも認められるんだ!とそれまで自分に対して否定的な意見が多かった周りを見返したような気分です。

事前に調べていて分かったことなのですが、どうやら積立から頭金を払った事も大きいらしく、これが審査通過の決め手になったのかもしれません。やっぱりこういう時に備えての貯蓄はとっても大事なんですね。
(⇒住宅ローンは頭金を入れる事で大きく変わる

今では自分に自信が付いた事、そして低金利の住宅ローンのおかげで特に問題もなく、余裕をもって返済が続けられています。自分に自信がついた事で対人関係も良くなってきたし、結婚も今後は視野に入れた生活がしたいですね。