住宅ローンの基本的な理解を深めよう

住宅ローンと言えば住宅を購入する際に使う借り入れである事は名前から容易に想像できると思います。実際に、それだけ分かっていればとりあえずはそれでも良いでしょう。

しかし、住宅ローンを実際に使用するのを検討する場合、住宅ローンを『単なる住宅購入するときに使う借り入れプラン』としか考えていないと、その全容もよく分かりません。そして全容が分からないお金の借り入れというのは、元々のお金の借り入れに対するイメージの悪さもあって、あまり良い状態とは言えません。

その場合、住宅ローンを何か別の借り入れに例えて考えると、住宅ローンの大まかな内容が理解できると思います。今回は住宅ローンについて全く何も知らない、住宅ローンという借り入れがどんなものかを分かりやすい例えになぞって考えてみましょう。

住宅ローンは買い物でのローンにまずは例えてみよう

住宅ローンというのは、買い物でのローン購入に一番近いとも言えます。

買い物でのローン購入というのは、例えば10万のアクセサリーを一度に購入するのが難しい場合、その購入金額を借りて支払った後、その借り入れ分を分割で支払うような格好となります。こうした買い物ローンは有担保ローンであり、その担保に丁度買ったものが充てがわれる格好となります。

そして住宅ローンというのは、買い物ローンにおける購入物がちょうど住宅に置き換わっているような格好です。購入物が住宅になっている以上、担保も住宅となっていますので、もしも返済が滞ればこの住宅が没収されることになります。買い物がより高額なのが、買い物ローンとの違いの一つでしょう。

それだけなら買い物ローンとほぼ同じですが、住宅ローンを組んで払っていく上で大変な事に、ただ単にローンの支払だけでなく住宅に発生する固定資産税などの税金支払があります。住宅ローン単体でも大変なのにこうした別途の支払いが発生することが、住宅ローンと買い物ローンの難易度の違いとして存在していると言えましょう。
(⇒住宅ローンは別に発生する費用にも注意

買い物ローンの経験があるならそれを活かそう

今回の話を総括すると、『住宅ローンは高額な買い物ローン』である事が分かりますね。従って買い物でローンを組んだ事がある方はそれに近いものだと思ってもらえれば良いので、その時の返済経験を是非活かしてみて下さい。