住宅ローンを組む際に必要な物
住宅ローンは身元がきちんとした人でないと使えません。当然収入などの返済能力がある事も重要ですが、大前提として、身元の確認ができないような人は融資を受けられるわけがありません。人間として最低限以上の生活をしていないと、お金を借りる事はできないのです。
(⇒住宅ローン審査を通る為の基礎知識)
その身元確認で必要とされるのが、本人確認書類です。住宅ローンのみならずにカードローンの審査でも身分証というのは必須であり、これが無いと審査を受けることすら敵いません。身分証が無いと言うことは、存在している人間として見なす事すら難しくなってしまうのです。
(⇒カードローンの使い方を解説)
そしてこの提出書類である身分証でも、見せる物にとって審査への印象が異なるのはご存知ですか?一体どんな身分証が好ましいのか知ることで、住宅ローンの厳しい審査を通過しやすくしてみましょう
借り入れ審査に有効な身分証とは?
身分証明になりうる書類としては、自動車免許、パスポート、健康保険証などが主に思いつくと思います。この3つで見た場合、一体どれが有効なのかご存知ですか?
意外に思うかもしれませんが、実はこの中だと健康保険証が一番身分証として説得力を持っています。身分証というのは写真も添付されておらず、一見して一番使いにくそうに見えますが、それは借り入れ以外での話と言えます。
健康保険証というのは、会社勤めの場合はその会社に勤めている証明証となり、きちんと申込用紙に記載された仕事に従事している証明も同時に兼ねています。同じ健康保険でも国民健康保険証なら評価は下がりますが、社会保険証ならば仕事の証明と収入の裏付けにも繋がり、借り入れ審査ではとても有効です。
他の身分証は別の場合に使う
その点運転免許証もパスポートも仕事をしていなくても作る事が可能ですので、本人確認は出来ても返済能力の誇示にまでは繋がりません。どちらかと言えば写真付きの身分証というのは、会員登録やリサイクルショップへの売却時に力を発揮する身分証です。借り入れ以外では十分役立つので、申し込み先によって使い分けるのが理想です。