知らない事は積極的に
お金の借り入れには利用規約を見れば分かるように、たくさんの決まり事があります。正直なところ規約の全てを暗記するという事はあまり現実的ではなく、主に必要とされる事に絞って覚えているという方のほうが多いでしょう。
それだけ多いと初めて借り入れを利用する初心者の方の場合、右も左も分からないという方は多いと思います。基本的な借り入れについてのマニュアルというのは契約完了時に送られてくると思いますが、紙を見ただけではすぐに全てを把握するのは難しいでしょう。
しかしながら借り入れ自体が自動化が進んでいる為に相談窓口も限られており、さらに相談するという事自体に対して抵抗を感じている方も多いです。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
しかし、借り入れのようなちょっとしたミスが大きな問題に発展しやすい事に関して、こうした遠慮というのは不要です。むしろ聞かない事で発生する不利益の方がよっぽど多く、それは利用者だけでなく業者側でも同じです。利用者が状況把握が出来ていない事で発生する損害は、業者としても看過できない自体なのです。
相談自体は、実際は様々な手段で行う事ができます。窓口相談なら営業所に向かう事でもちろん可能ですし、電話相談も専用のダイヤルにかける事で行う事が可能です。メール問い合わせも近頃は多いですが、メールの場合は相談の反応のレスポンスの都合上、多少分かりにくい部分や微妙なニュアンスが伝えにくいという問題があります。
知らない事を聞くのは無知をさらけ出しているようで恥ずかしい…と思うかもしれませんが、そもそも何も分からない人でも借り入れられるようにするのが、貸付業者側の相談係の仕事なのです。わからないまま放置しておくことの方が業者にとっても問題なのは最初に言った通りなので、分からない事というのは必ず最初、出来れば申し込み前に済ませておきたいところです。
些細なことでも気にしない
例えば「返済日っていつだっけ?」や「金利っていくらだったっけ…」というような、初歩的かつ忘れてしまった事を聞いてみるのも問題ありません。そうした事を聞くついでに他に分からない事もあれば一緒に聞いてしまえば、ついでとしてはちょうど良い手間でしょう。
分からない事を分からないまま終わらせられるほど、借り入れというのは甘くありません。必ず疑問は解決しておきましょう。