カードローンの気になる申し込みタイミング

住宅ローンの申し込みタイミングというのは、とてもシンプルです。それは住宅購入に際して行うべきものですので、わざわざ事前に申し込んでおいて準備していなくてはならないわけではありません。

それとは違い、カードローンの申し込みタイミングというのは、かなり自由度が高いです。一度申し込んで審査を通過しておけばいつでも使えるのがカードローンですので、事前でも必要になってからでも、どちらでも作る事が可能なのです。

そしてもう一つカードローンを作る際に気になるタイミングというのが、『住宅ローンを組む前か後か』という点です。何故住宅ローンが申し込みタイミングに関係するか考えてみましょう。

カードローンは住宅ローンの後?それとも先に作る?

カードローンを作るタイミングに住宅ローンが関わるかと言いますと、住宅ローンにしてもカードローンにしても信用情報として利用履歴が記録されているからなのです。信用情報というのは使っていなくてもカードローンであれば所持しているだけでも借り入れを利用していると見なす金融機関も存在します。

この事から考えても、個人的には住宅ローンを無事に組む事が出来てからからの方が良いでしょう。住宅ローンも申し込みをすれば審査を受けなくてはならず、審査の際にカードローンを所持しているというのは、少なくとも有利にはなりません。

お金を借りた事があって完済した経験が記録されているのはプラスとなりますが、住宅ローンとカードローンの両方を申し込む予定があるのなら、先にカードローンから申し込んでおくメリットはあまりにも少ないのです。住宅ローンを組んでからならすでにローンがある事が申し込み先に伝わっているので、そこも配慮した限度額設定にしてくれるでしょう。

必要なら作っておいても良い

ただ、住宅ローンと違って現金の入用に対応するカードローンというのは、住宅ローンを組む以前に急遽必要になる事も多いです。その場合は住宅ローンの前後にはこだわらず、先に作ってしまっても良いでしょう。

最悪もう使わないというのなら、利用後に解約してしまっても構いません。必要な時に必要な融資を受けるようにすべきですね。