住宅を手に入れるのはローン購入だけではない
自分が住む家にせよ賃貸収入を得る為のマンションにせよ、これらの住宅購入で最も多く使われるのが住宅ローンです。この住宅ローンは審査が厳しいものの、住宅購入に必要な多額のお金を低い金利で借りられるので、多くの人にとって住宅というのが手が届く位置に存在していると言えましょう。
（⇒住宅ローンは金利も低い？）
しかし、住宅を手に入れる為にはローンを組む事が必須というわけではありません。住宅ローンが使いやすく現実的であるのが事実ではありますが、もちろん購入がローンのみに縛られているという意味では無いのです。
住宅ローン以外で住宅が手に入る方法というのを解説していきますので、望まずとも住宅が手に入ってしまいそうな方も目を通してみて下さい。
資金があれば一括購入もできる
住宅というのはマイホームかマンションかに関わらず、新品ともなれば１０００万を越える事もざらです。日本は国土の都合上土地代も高いのでこのような額になるとも言われており、一般の方であればとても一度で購入できるような金額とは言えません。
しかし、高所得者と言われる一部の方々くらいの収入があれば、住宅の一括購入も出来ないわけではありません。数千万であってもお金さえ用意できれば買える物であるのには違いなく、ローンを無しに購入するという事で、早々に自分の所有物件となるのは嬉しいですね。
（⇒住宅ローンを使わず一括購入をすることの違い）
但し、一括購入する際の資金の出処などで税務署からの監査が入ったりする事があります。その上で資金に違法性が認められてしまうと脱税扱いになってしまいますので、きちんと自分で稼いで貯めたお金で買うようにしましょう。
遺産相続で住宅を引き継ぐ場合
住宅の所有者が亡くなった場合、相続の権利がある身内などで、住宅自体を遺産として相続する事もできます。住宅ローンの次に多い住宅の所有方法であり、購入とはニュアンスがかなり異なりますね。
（⇒住宅相続の注意点）
住宅ローンを払い終えているなら実質物件自体は無料で受け継ぐのですが、相続税の発生、さらには住宅の所持者がほかに借金などを作っていると、住宅の相続と同時に借金まで背負ってしまう事になります。住宅が手に入るというのは魅力かもしれませんが、一切の費用もなく手に入るほど甘くはないのに注意したいところです。