住宅ローンに焦りは不要
現金借り入れにおいては、欲しい時に借りられるというのが非常に大事です。それこそがカードローンが人気が出た理由であり、金利が高い消費者金融が低金利の銀行に並び立っている事情でもあるのです。
（⇒カードローンは何故便利なのか？）
しかし、それで言えば住宅ローンというのは逆とも言えます。住宅ローンというのはそもそも借りて買うべき物が数千万単位なので、思い立って必要とするものではありません。住宅ローンは審査も厳しいので、借りるまでに時間がかかるのも納得でしょう。焦って借りようとするものではありませんね。
住宅ローンは借りられる前提で進めすぎない事
最初に書いたように『住宅ローンは審査が厳しく借りられるかどうかは受けてみるまでは分からない』のが基本ですので、住宅購入を決意してローンを組む事を検討しているような段階では、借りられる事を前提に話を進めるのは良くありません。
例え話するとしたら、引越しがその最たるですね。基本的には住宅購入を決めてからローン審査を受け、審査に通過していつ頃から住むかも決まってから引っ越すと思いますが、これが『住宅購入を決めて審査にも通過すると思い込んでいる』段階から引越しの準備を進めていたら、どうなるでしょうか？
すでに住んでいる場所を引き払う場合、住宅ローンが通過しないと下手をすれば住む場所を一時的に無くしてしまう可能性があります。さすがにそこまで先々まで決める人は少ないと思うのですが、世の中には思い込みだけで話を進めてしまい、審査に通過しなかったからと泣きつくような人も居ました。
そうならない為にも住宅ローンというのはきっちりと審査に通過して住む場所の確保が出来た上で、改めて引越しの日取りを考え出しましょう。
住宅ローンは先走らない
これは住宅ローンに限らず、現金の借入においても同じ事です。借りられると判断してさっさとお金を使ってしまって困るようでは、これから先の返済などにおける計画性にも疑問が残るでしょう。
お金を借りるという事にはリスクがつきものです。最初は特に慎重すぎるくらいに事を進めてみましょう。